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概説
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青島大学は風光明媚な観光都市、山東省青島にある。青島大学の前身は1924年に創設された「私立青島大学」である。青島大学はその後「国立青島大学」、「国立山東大学」の時期を経て、山東大学が済南に移転したあとの1985年に「青島大学」として再建された。
青島大学は理学、医学、経済学、教育学など23学部を擁する総合大学である。在校生は38,000人で、その内、大学院生は5,000人、留学生は1,000人に及ぶ。教職員は2,300人、外国人教師も毎年数十人が在籍している。 |
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基本データ
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英語表記：Qingdao University
住所：山東省青島市寧夏路308号
電話番号：+86-532-8595-3863
サイトURL：http://www.qdu.edu.cn/
創立：1924年
所属官庁：山東省
211工程：対象外
教職員数：2,300人
中国人学生数：37,000人
留学生：1,000人
図書館蔵書：200万冊
敷地面積：
総合ランキング：158位（2008年度中国大学排行榜調べ） |
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略歴
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青島大学の前身である「私立青島大学」は1924年に地元の資産家などの出資によって創設された。しかし、1928年の第二次直奉戦争で直隷派が敗れると、直隷派の政治家であった校長の高恩洪が辞任した。これを機に運営経費が窮し、同校は廃校となった。
同じく1928年に「省立山東大学」が日本軍の済南出兵の影響を受けて停校となったが、1930年にこれを青島に移し、旧私立青島大学の資源とあわせて「国立青島大学」として復校した。
国立青島大学は1932年に「国立山東大学」に改称した。1937年に日中戦争が始まると、安徽省、ついで四川省へと疎開したが、1938年に国民政府教育部の指示で停校となった。
終戦後の1946年春、国民政府教育部は国立山東大学を青島で復校することを決め、同年10月25日に開学した。このとき国立山東大学は、1939年に創設された「青島医科大学」を吸収し、国立山東大学医学院とした。これがのちの青島大学の源流となる。
1952年に全国的な大学再編が行われ、この一環として1956年に医学院が独立し、「青島医学院」となった。
1958年に国立山東大学が済南に移転した後、青島では各界から青島への総合大学の設置を求める声が噴出した。1983年に国務院副総理の万里は教育部に青島への総合大学の設置検討を指示。1985年6月に「青島大学」が設立された。
そして1993年、私立青島大学の流れを組む青島医学院と、新設された青島大学などが合併改組し、新「青島大学」となり、現在の青島大学が出来上がった。 |
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年表
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1924年10月25日
1928年
1930年09月21日
1932年09月02日
1937年11月
1938年
1938年
1946年10月25日
1949年
1949年
1951年03月
1952年
1953年
1953年
1955年
1956年
1966年
1970年
1970年
1976年
1993年05月
1999年
2001年
2002年
2003年 |
「私立青島大学」として創設
廃校
停校中の省立山東大学を青島に移転し、旧私立青島大学の資源と合併し、「国立青島大学」に改組復校
「国立山東大学」に改称
安徽省安慶市に移転
四川省万県に移転
停校
復校
「山東大学」に改称
復旦大学生物系海洋組を編入
華東大学と合併、新「山東大学」に改組
斎魯大学文学院を編入
アモイ大学海洋系海洋理化専業を編入
天津市河北水産専科学校の一部を編入
外文系英語組を復旦大学に編入
外聞系俄語組を武漢大学に編入
医学院が分離し「青島医学院」に改組
文化大革命により停校
復校
山東省濱州市北鎮に移転
山東省青島市に移転
青島大学、山東紡績工学院、青島師範専家学校と合併し、「青島大学」に改組
山東紡績工業幹部学校を編入
青島医学院附属医院護士学校を編入
青島高級職業学校を編入
青島華文語言専修学院を編入 |
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校徽
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校歌
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青島大学校歌「青大之歌」
作詞：趙明
作曲：徐沛東
１．泰山升騰旭日、黄海映霞光、壮麗的斎魯簇擁着山海気象、
這里有仁者興学、這里有智者安邦、風雨滄桑鍛造了民族的脊梁、
這里曾燃焼五四的火炬、這里播撒着文明的希望、
群星?燦譜写了開新的序章、銀涛推雪浪、青大出東方。
２．浮山連着泰岳、半島通大洋、開放的青大沐浴着潮汐成長、
這里有人文家園、這里有科学殿堂、海魄山魂是我們精神的風光、
這里伝承着不滅的薪火、這里凝聚着民族的力量、
心中珍蔵龍飛雲天的夙望、天道貴健動、生命要輝煌。 |
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学部・専攻
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文学院
漢語言文学
新聞学
広告学
芸術設計
外語学院
英語
ドイツ語
日本語
朝鮮語
フランス語
スペイン語
音楽学院
音楽学
音楽表演
作曲与作曲技術理論
美術学院
芸術設計
絵画
数学科学学院
信息与計算科学
数学与応用数学
物理科学学院
応用物理学
物理学
光信息科学与技術
材料物理
機電工程学院
機械工程及自動化
工業設計
熱能与動力工程
自動化工程学院
電気工程及其自動化
自動化
電子信息工程
通信工程
電子信息科学与技術
信息工程学院
計算機科学与技術
網絡工程
軟件工程
化学化工与環境学院
応用化学
高分子材料与工程
科学工程与工芸
軽化工程
化学
環境科学
環境工程
紡績服装学院
紡績工程
服装設計与工程
芸術設計
医学院
臨床医学
予防医学
医学影像学
医学検験
口腔医学
護理学
薬学
生物技術
食品科学与工程
師範学院
哲学
漢語言文学
英語
数学与応用数学
物理学
化学
思想政治教育
歴史学
地理科学
教育技術学
応用心理学
小学教育
学前教育
体育教育
法学院
法学
社会工作
国際政治
政治学与行政学
経済学院
経済学
金融学
保険
財政学
統計学
国際商学院
国際経済与貿易
国際商務
工商管理
信息管理与信息系統
電子商務
物流管理
市場営銷
人力資源管理
会計学
財務管理
公共事業管理
工業工程
旅游学院
旅游管理
軟件技術学院
数字媒体芸術
国際学院
国際経済与貿易
旅游管理
会計学
朝鮮語
英語
国際商務
応用技術学院
機械工程及自動化
高分子材料与工程
服装設計与工程 |
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大学院・専攻
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文学院
文芸学
漢語言文字学
中国古代文学
中国現当代文学
比較文学与世界文学
外語学院
ドイツ語語言文学
日本語語言文学
外国語言学及応用語言学
音楽学院
音楽学
美術学院
美術学
設計芸術学
工業設計工程
数学科学学院
基礎数学
計算数学
応用数学
物理科学学院
理論物理
凝聚態物理
機電工程学院
機械電子工程
車輌工程
熱能工程
工業設計工程
自動化工程学院
系統理論
電力系統及其自動化
信号与信息処理
控制理論与控制工程
信息工程学院
計算機系統結構
計算機軟件与理論
計算機応用技術
計算機技術
軟件工程
化学化工与環境学院
分析化学
材料物理与化学
材料学
材料加工工程
化学工芸
応用化学
紡績化学与染整工程
環境科学
環境工程
材料工程
化学工程
紡績服装学院
紡績工程
紡績材料与紡績品設計
服装設計与工程
工業設計工程
医学院
生理学
微生物学
神経生物学
遺伝学
細胞生物学
生物化学与分子生物学
人体解剖与組織胚胎学
免疫学
病原生物学
病理学与病理生理学
法医学
放射医学
内科学
童科学
老年医学
神経病学
精神病与精神衛生学
皮膚病与性病学
影像医学与核医学
臨床検験診断学
護理学
外科学
婦産科学
眼科学
耳鼻咽喉科学
腫瘤学
康復医学与理療学
運動医学
麻酔学
急診医学
口腔基礎医学
口腔臨床医学
栄養与食品衛生学
衛生毒理学
中西医結合臨床
薬物化学
薬理学
社会医学与衛生事業管理
製薬工程
師範学院
過程与教学論
英語語言文学
専門史
教育管理
学科教学
法学院
訴訟法学
中外政治制度
国際関係
経済学院
政治経済学
西方経済学
世界経済
金融学（含保険学）
国際商学院
人口、資源与環境経済学
国際貿易学
管理科学与工程
会計学
企業管理
技術経済及管理
行政管理
教育経済与管理
工業工程
項目管理
物流工程
思想政治理論教学部
マルクス主義中国化研究
思想政治教育 |
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教育研究機関
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伝媒文化研究中心
管理文化研究所
魯迅研究中心
中国古代文学与文化研究中心
中国現代文学文献研究与検索中心
中国近現代文学研究室
漢語研究室
市場営銷研究中心
経済発展研究所
環黄海経済研究所
財務与会計研究所
海洋可持続発展与管理研究所
山東省神経科学研究中心
心血管病研究所
脳血管病研究所
皮膚病研究所
栄養研究所
童科研究所
天然色素研究所
臨床薬理研究所
神経細胞学実験室
系統医学与中医薬科学研究中心
青島大学第一山紡績品研究所
企業発展研究中心
紡績科学研究所
中国文化研究中心
山東省応用数学研究所
旅游研究所
発展戦略研究中心
社会発展研究所
中国特色社会主義理論体系研究所
経済研究中心
金融工程与保険研究中心
韓国経済文化研究中心
当代国際関係研究中心
知識産権研究中心
日本経済文化研究中心
阻燃繊維研究所
現代紡績技術研究所
計算機科学与工程技術研究中心
複雑性科学研究所
自動化研究所
電磁冶金設備研究所
信号与信息処理研究所
軟件技術研究所
計算機応用実験室
計算機工程倣真技術研究中心
機械電子工程研究所
車輌与交通工程研究中心
車輌及動力研究所
能源工程研究所
CAD/CAM中心
青島大学蘭雁集団研究開発中心
染整研究室
高分子材料研究所
青島大学澳柯?高技術材料研究所
青島大学凱聯新材料研究開発中心
紡績助剤及効能紡績品研究所
応用化学研究室
環境与食品分析測試方法研究中心
雑化材料研究所
精細陶瓷材料実験室
無機材料工程研究所
先進光電子材料研究所
山東省創傷骨科研究所
肝細胞研究中心 |
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管理部門
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紀委
党委弁公室
組織部
宣伝部
統戦部
離退休工作処
工会
婦委会
団委
校長弁公室
教務処
科研処
学生処
研究生処
国際交流合作処
人事処
財務処
実験室与設備管理処
査計処
保衛処
発展規劃処
后勤管理処
基建処 |
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党委書記
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氏名
性別
出生
民族
学歴
職歴 |
徐建培
男
1960年08月 江蘇省大豊市生まれ
1982年 中国砿業大学卒
1994年 中国砿業大学校長助理
1995年 中国砿業大学党委副書記
1997年 中国煤炭経済学院院長
1999年08月 青島大学校長
2003年01月 青島大学党委書記 |
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校長
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氏名
性別
出生
民族
学歴
職歴 |
夏臨華
男
1954年08月 生まれ
1978年 南開大学物理学専業卒
1987年 南開大学理論物理専業理学博士
1990年 米国オレゴン州立大学副研究員
1994年 青島大学
1999年08月 青島大学副校長
2004年01月 青島大学校長
2004年03月 青島大学校長兼副書記 |
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歴代党委書記
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1993年～1995年
1995年～2003年
2003年～ |
李祖衡
胡延森
徐建培 |
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歴代校長
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1993年～1997年
1997年～1999年
1999年～2004年
2004年～ |
竺苗龍
周広福
徐建培
夏臨華 |
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キャンパス
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中心キャンパス
住所：山東省青島市寧夏路308号
東部新キャンパス
住所：山東省青島市松峰路中段
西キャンパス
住所：山東省青島市登州路38号
四方キャンパス
住所：山東省青島市撫順路33号 |
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国内
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青島大学の国内対外関係について特記事項はない。 |
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国外
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青島大学は20を超える国と地域の140以上の大学、研究機関と交流関係を結んでいる。また、青島大学が姉妹校の関係を結ぶ海外の大学は30大学を超え、学生の交換、研究者の相互派遣、学術交流、孔子学院の建設など70以上の交流プログラムを実施している。 |
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青島大学新聞社
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青島大学新聞社が発行する青島大学新聞は青島大学党委の週刊機関紙で、毎号10,000部を発行している。青島大学新聞はニュース、学内の学術，文化事業などを内容とし、学生、教職員のほか、全国の大学や政府機関に向けて発行されている。
青島大学新聞の発行理念は「打造精品、弁報育人」であり、マルクス主義、毛沢東思想、鄧小平理論と3つの代表理論を指針とし、マルクス主義新聞観を堅持して党の路線、方針、政策の普及を担っている。
青島大学が4校合併で誕生した際、元の4校の大学新聞はそれぞれ「青島大学文理学院報」、「青島大学工商学院報」、「青島大学医学院報」、「青島大学師範学院報」と改称された。その後、1994年に青島大学文理学院報と青島大学工商学院報を統一して「青島大学報」と改称し、さらに1998年には青島大学医学院報と青島大学師範学院報を併合して現在の「青島大学報」となった。
青島大学新聞社は青島大学等委員会直属の組織で、社員は11名、他に学生記者が50人ほどいる。 |
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青島大学図書館
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青島大学図書館は山東省最大規模を誇る近代的図書館である。メインキャンパスの図書館は総床面積18,900平方メートルあり、東キャンパスなどの分館だけでも2万平方メートル以上ある。各キャンパスを合計すると書庫は14ヵ所、閲覧室は21室、閲覧席は3,000を超える。
青島大学図書館の蔵書は200万冊で、中国語の定期刊行物2,300種、外国の定期刊行物1,000種、新聞は120種を備えている。この十数年の間に蔵書の充実を図り、特に社会科学系、文学系、紡績系などで優れた特長を打ち立てている。「四庫全書」、「古今図書集成」などの古文献だけでなく、外国の重要分権もその中には含まれている。 |
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青島大学医学部附属医院
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青島大学医学院付属医院は1898年に開設された。医院本部は敷地面積6万平方メートル、東区分院は7万平方メートル、総床面積は20万平方メートルある。総ベッド数は1,995床、職員は2,600名である。その中には240名の博士、500名の修士が含まれる。
青島大学附属医院は毎年延べ157万人を診療しており、年間23,000例の手術を行っている。先端の設備、高度な技術を備え、医療、医学教育、予防保健など地域医療の最先端に立つ山東省東部の医療、医学教育の中心である。 |
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定期刊行物
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青島大学学報（自然科学版）
青島大学学報（工程技術版）
青島大学師範学院学報
青島大学医学院学報
斎魯医学雑誌
東方論壇
複雑系統与複雑性科学雑誌 |
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